昨日まで韓国に行っており、念願であったオリンピックを初めて観戦してきました。
今回の経験はこれから再びオリンピックに行く時やまだ行った事がない人への参考にもなると思うので、旅行記として残しておこうと思います。
まずは回りくどく、準備の段階から。
ふとした瞬間に「よく考えたら平昌オリンピックは韓国だから気軽に行けるのでは…」と思いました。2年待てば東京オリンピックが待っています。しかし、私は海外で行われるオリンピックを一度見てみたかったのです。
もちろん日本開催も興味ありますが、海外で行われているものを日本人として客観的にみて自分がどのように感じるかを体感してみたかったのです。
そう思った時にまずはチケットをどうするか、になります。
既にチケットは販売されていたので、まずは平昌オリンピックの公式サイトを確認しました。すると「Parachase Ticket」なる文字を見つけてリンク先を辿っていくとオンラインで購入できることがわかり、確認するとほぼすべての競技が販売されていました。(一部、売り切れの席種はありました。)
ただ私は英語力が無く勘違いして、日本人はこちらで買ってくださいと書いてあるリンクを押すと「チケットぴあ」のページに移りました。その時に私は「日本人はチケットぴあで買わないといけない。」と勘違いしたのです。
そして余ってるチケットを探すとなぜか閉会式だけ余っていました。私はオリンピックのセレモニーに行きたかったので、悩む間もなく一先ず慌てて購入しました。最悪行けなかったら、オークションで売ればいいかと…。
ちなみに翌日には売り切れになっていたので、本当にたまたまで良かったです。ちなみに後でわかったことですが、別にオンラインチケットを買っても良かったようです。
後日送られてきたチケットを見ると、400,000ウォンと書かれていました。(日本円で約4万円)
しかしチケットぴあで払った金額は、50,400円。実質1万円増しで購入させられていた訳です。
ちなみにオンラインチケットだと、IDを無料登録し取得したら購入可能。購入後、チケット専用のアプリを使って同じIDでログインしたらチケットが表示されます。
やはりこちらの方が安くていいですね。
ただ閉会式に関しては日本のチケットぴあで買ったので、実際現地に行くと周りは日本人が多かったです。周りに日本人がいると安心する人にとっては多少金額が高くても良いのかもしれません。
そして問題は宿泊地です。
まずは平昌周りのホテルを探しましたが、確かに様々なサイトで検索してもやたら1泊3万円程度していました。しかも、明らかに安っぽいホテルです。
しかも場所がオリンピック会場からどれだけ離れているか、歩くのに安全なのか、まったくわかりません。やはり過ごしやすいソウルから行くことに決めました。
ソウルからは電車で1時間強かかります。問題はイベント終了後の遅い時間にソウルまで戻る電車があるかどうか…。
時刻表を調べたら閉会式の日の電車は、何と閉会式終了後の時間帯にソウルまで行く電車がありません。
電車で行けても当日にソウルに戻れません。
どうしようか、色々探してみたらJTBで日本人向けのバスの往復送迎サービスがありました。値段は何と2万円!
現地の高速バスだと往復4000円弱のようでしたので、実質5倍!
しかし、今回だけは確実に安心して平昌に行って帰って来たいので、今回は高いですがこのサービスを利用しました。
ただ出発地のロッテホテルへは夜中の3時20分に行かないといけません。ロッテホテルは高級ホテルで宿泊費が高いので、どうしようか悩みましたが、ちょうどロッテホテルの隣の「ホテル プレジデント」が1泊1万円弱の安さでホテルの質もそこそこ良かったので、そちらを選択しました。昔からあるホテルだそうですが、中もきれいで日本語スタッフもおり、非常に便利なホテルでした。これはベストな選択だったと思います。
そんなこんなで、オリンピックに行く判断、交通手段、宿泊地、ここまで選択するのだけでも正直、個人旅行には慣れてると自負してる私でも苦労しました。
旅行会社のオリンピックツアーは信じられないほど高い料金設定になっています。やはり個人で行く方が良いと私は思います。
今回はモバイルチケットという手段があったことがわかりました。交通手段だけ確保できるなら個人で行きやすい時代になったと思います。
もしまた海外のオリンピック観戦をする機会があったら、間違いなくモバイルチケット購入して現地価格で行くと思います。冬季オリンピックだとどうしても会場が行きにくいでしょうが…。
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