上海の生煎(焼き饅頭)の老舗として知られるのが、1932年創業の大壺春(ダーフーチュン)です。
蒸しの小籠包を有名店で味わいましたので、今度は焼き小籠包の有名店も訪れました。

今回は、ホテルに朝食が無かったため、朝食代わりに開店時間に訪れてみました。

大壺春(大壶春/ダーフーチュン)とは…

大壺春(大壶春/ダーフーチュン)は、1932年創業の生煎饅頭の老舗です。
上海市内に複数の店舗を構えるチェーンで、現在は上海の老舗を束ねる杏花楼集団の僘下にあります。

この店が特別なのは、上海の生煎を二つに分ける境界線の、片方の総本山だからです。皮凍(ニコゴリ)を餡に仕込んで肉汁をたっぷり閉じ込めるのが「浑水派(汤心帮)」。皮凍を使わず、肉そのものの旨みで食べさせるのが「清水派(肉心帮)」。大壺春は後者の代表格で、全発酵させた厚めの皮を、包み口を上に向けたまま焼き上げます。底だけがカリッと色づき、上部はパンのようにふっくらする——これが大壺春の生煎です。

ミシュランビブグルマンにも選出されており、価格帯が比較的安いのも旅行者にとってはメリットです。

場所・アクセス

私が訪れたお店は、南京東路駅すぐ、大きなショッピングモールの脇道に逸れたところで見つけました。
GoogleMapには記載されていませんが、おおよそ下記のあたりです。(住所で検索しました)
(GoogleMapは、中国の特定の場所を示す際に微妙に異なったりしますので注意が必要です。)

南京東路の歩行者天国を西に向かって歩き、右に曲がる脇道に「美食街区」という道の両サイドに飲食店が並んでいました。たまたま歩いていて見つけた場所です。

入口のテイクアウトカウンター—どこで買えばいいのか一瞬迷う

入店する際に少し悩んだのですが、入口にレジカウンターがあり、そこで先に注文してから中に入るスタイルでした。

店舗前で注文を済ませ、中に入ってレシートを渡すと商品を受け取るか、番号を渡される、という流れです。

私の場合は、中で焼き小籠包を先に受け取り、他の注文品は番号札をもらい、テーブルに届けてくれました。

注文したメニュー

大虾鲜肉生煎/Fried prawn & meat buns (20元:約470円)

私が注文したのはエビ焼き小籠包2個と肉(豚肉?)の小籠包2個のセットです。
2種味わえるのは一人旅の身としてはありがたいことでした。

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中は肉餡がたっぷり入っていて、肉の旨みがしっかりあります。
そして何より、焼いているからでしょうか、香ばしさが加わって味に深みが出ていました。

私個人的な意見としては、蒸しの小籠包と比べると、むしろ香ばしい香りと味の深みがある分、蒸しタイプよりこちらのほうが好きかもしれないと思ったほどでした。
価格も安く、大きなサイズではありませんが、ボリュームもあり満足度は高かったです。

葱油拌面/Scallion Oil with Noodles (15元:約353円)

この葱油あえ麺は、私が上海旅行で食べてみたかった料理の一つです。

味は、かなりあっさりした一皿でした。食べやすいのですが、正直に言えば少し味変がしたくなる味です。

ただ、これは時間帯にもよります。朝だったので、この軽さでちょうどよかったとも思います。生煎の香ばしさと対比させる意味でも、朝の組み合わせとしては良かったです。

価格もリーズナブルで一度は味わってみたい、おすすめの一品です。

南京東路駅すぐ。観光ついでに立ち寄れる名店

大壺春は、有名なお店かつ価格帯も安く、料理も美味しい、非常におすすめができるお店でした。

味も素材の風味が活きた食べやすいもので、朝食にもランチにも向いています。
朝早くから開いていたところも良いポイントです。

チェーン店なのでガイドブック等では大きな店舗しか掲載されていないところもありますが、歩いていると見つけることもあります。
絶対に焼き小籠包はこの店で…ということも無いと思いますが、せっかくなので名の知れた店舗で食べたいですよね。

場所は、上記の画像を参考にしてください。南京東路の歩行者天国で東に向いた画像です。
このお店は南京東路駅すぐなので、訪問しやすくおススメのお店です。