The Stageとは(どんな場所か)

上海の北外灘(ホンコウ区)にあるSMP白玉蘭広場の最上部に、2025年4月に開業した展望台です。
高さは約320mで、浦東の高層ビル群と外灘を同時に見渡せる位置にあります。

外灘は黄浦江をはさんだ対岸にあるため、ここでは外灘を「向こう岸」から眺めることになります。展望台の名前は「The Stage(白玉蘭展台)」で、入口から展望デッキまでを「世界は舞台」にちなんだ5幕構成の演出でつなぐと報道されています。

紹介では「ガラスのない屋外デッキ」とされることが多い展望台ですが、2026年7月に訪れてみると、ガラスの柵がありました。それでも、手を伸ばせばガラス越しでない夜景を撮影できるなど、この展望台ならではの撮影のしやすさがありました。

基本情報

項目内容
名称The Stage 白玉蘭展台(現地語:白玉兰观景台)
所在地上海市虹口区东大名路501号 白玉兰广场。入口は地下1階
最寄り駅地下鉄12号線「国際客運中心」駅(徒歩数分)
高さ約320m
開業2025年4月15日
営業時間10:00〜22:00(調査時点)
入場料調査では大人198〜230元前後で、販売サイトによって異なります。訪問時の筆者の購入額は、昼が約4,000円強、夜が約5,000円でした(Klookの当日券)
所要時間約1.5〜2時間(目安)
予約・購入Klookなどの海外向け予約サイトで、当日券を購入できました(訪問時)

※上記は2026年7月の訪問時の記録と、2026年10月時点の調査をもとにした情報です。
営業時間・料金・定休日は変更される場合があるため、お出かけ前に予約サイトで最新情報をご確認ください。

Klook.com

場所・アクセス

どこにあるか

北外灘は、黄浦江の北側、虹口区にあるウォーターフロントです。外灘(黄浦区)から川沿いを北へ進んだ先にあたり、再開発で高層ビルやクルーズターミナル(国際客運中心)、川沿いの遊歩道が整ってきたエリアです。観光客が集まる外灘や南京東路とは別の区にあるため、同じ日に回る場合は移動の時間に余裕を見ておきます。

展望台が入るのは、このエリアでもっとも目立つ超高層ビルの白玉蘭広場です。展望台の入口はビルの地下1階にあります。
最寄りは地下鉄12号線の国際客運中心駅で、駅から展望台までは徒歩数分です。
地下鉄の駅から直結しているショッピングモールに着いたあと、展望台の標示に従って地下1階の入口へ向かう流れでした。

迷いやすいポイント

入口は地下1階にあります。展望台への標示はありますが、私は途中で迷いました。地上の入口を探すのではなく、モールの中の標示を追って地下へ向かうことになります。

見どころ(ハイライト)

① 360度の夜景 ★★★★★

浦東と外灘の夜景を、360度の開放感の中で眺められることが、この展望台のいちばんの魅力でした。ひとつだけ選ぶなら、これです。ガラスの柵はありますが、手を伸ばせばガラス越しでない夜景を撮影できました。反射がないため、きれいに撮れたと感じています。

② 浦東の高層ビル群と外灘のライトアップ ★★★★★

有名な浦東の高層ビル群と、外灘のライトアップを、まとめて撮影できる点も大きな魅力です。浦東だけを切り取ってもきれいに撮れますし、外灘とテレビ塔を1枚に収められる場所もあり、記念写真の1枚になると思います。

③ ステージ中央のパフォーマンス ★★★☆☆

定期的な時間になると、ステージ中央で踊りのパフォーマンスがありました。

体験レポート

駅直結のショッピングモール——標示はあるのに、入口で迷った

地下鉄の駅から直結しているショッピングモールに着きました。展望台への標示はありましたが、入口が見つけにくく、標示のとおりに進んで地下1階に入口があったものの、途中で迷いました。

Klookの当日券——夜19時ごろでも、すぐに入場できた

Klook.com

入場の券は、当日にKlookで購入しました。
夜の19時ごろでしたが、来場者は少なく、すぐに入ることができました。調査では、日没をはさむ時間帯の券は先に売り切れるとされていたので、当日券で入れたのは意外でした。
ただし、これは2026年7月の平日の訪問の記録です。

スーツケースを預ける——コインロッカーは使えず、スタッフが無料で預かってくれた

この日は深夜帰国便に乗るため、スーツケースを持っていました。
ショッピングモールのコインロッカーは、Alipayでは使えませんでした。私の推測ですが、ロッカーを使うには日本での事前登録が必要で、当日使おうとすると中国の電話番号を求められました。
仕方なく入場時にスタッフに相談すると、スーツケースを無料で預かってくれました。
スタッフの親切な対応にとても助かりました。

360度の夜景——ガラスの柵はあるが、手を伸ばせば撮れる

少し派手なエレベーターに乗り、さっそく展望台に直行になります。

到着した展望デッキは360度ぐるりと見渡せる作りで、開放感があって気持ちのよい場所でした。
ガラスの柵はありますが、手を伸ばせばガラス越しでない夜景を撮影できます。反射がないので、夜景をきれいに撮影できました。

浦東と外灘——テレビ塔と外灘を1枚に収める

何と言ってもこの展望台の最大の魅力は、有名な浦東の高層ビル群と外灘のライトアップをまとめて撮影できることです。
浦東だけを撮るならきれいなビル群を撮れますし、外灘とテレビ塔を1枚にまとめた写真は、記念の1枚になると思います。

屋外360度展望台なので、こんな上海の夜景も撮影できました。

19時過ぎのデッキ——人が少なく、撮影スポットを独り占めできる瞬間も

19時過ぎの展望デッキは、予想以上に人が少なく、うまくタイミングを待てば、撮影スポットで誰もいない時間がありました。

ステージ中央の踊りのパフォーマンス

定期的な時間になると、ステージ中央で踊りのパフォーマンスがありました。

夜間券は約5,000円——展望台だけだと割高に感じた

夜間のチケットは1人約5,000円でした(昼は約4,000円強)。
展望台以外はほとんど楽しめる場所がなく、夜景を楽しむことだけを目的にすると、正直なところ割高に感じました。360度の夜景を撮影することに価値を見出せるかどうかが、判断のポイントになると思います。
ただ、この夜景は記念になる1枚となると思います。

食事と休憩——ドリンク付きのチケットと、モールの飲食店

スペシャルドリンク付きのチケットがあり、展望台でドリンクを味わうことができます。

また、ショッピングモールの中に飲食店があり、気軽な価格で食事ができる店もあります。
展望台の前後に、モールの中で食事をするのもよさそうです。私はこちらのリーズナブルな焼き小籠包の店で食事しました。

観光に向けたアドバイス

訪れる前に知っておきたいこと

  • 入口は地下1階です。標示に従ってモールの地下へ進みます。筆者は途中で迷ったので、時間に余裕を持って向かうと安心です
  • スーツケースがある場合、モールのコインロッカーはAlipayで使えないことがあります。私は入場時にスタッフに伝えて、無料で預かってもらえましたが、必ず対応頂けるとも限りません。中国訪問前にアリペイでのロッカーの使い方を事前に調べておいた方が良いです。
  • 昼と夜で料金が違います。私が購入した際は、夜が約5,000円、昼が約4,000円強でした。時期や販売サイトで変わるため、予約サイトで確認してください
  • 混雑は時期や曜日で変わります。2026年7月の夜19時過ぎは空いていましたが、調査では日没をはさむ時間帯の券は売り切れることがあったという情報もありました。それほど混雑していなかったですが、サンセット観覧を希望される場合は事前に確認をおすすめします。
  • 川沿いで風が強く、春・秋・夜は体感温度が下がると案内されています。上着があると安心です

まとめ

The Stageは、浦東の高層ビル群と外灘のライトアップを、360度の開放感の中でまとめて眺められる展望台です。ガラスの柵はありますが、手を伸ばせばガラス越しでない夜景を撮影でき、反射がないので、夜景をきれいに撮れます。訪れた2026年7月の夜19時過ぎは来場者が少なく、撮影スポットを独り占めできる時間もありました。

一方で、夜間のチケットは約5,000円で、昼の約4,000円強と比べても安くはありません。展望台以外はほとんど楽しめる場所がないため、夜景を見るためだけに訪れるなら、正直なところ割高に感じました。この金額を高いと感じるか、見合うと感じるかは、360度の夜景撮影に価値を見出せるかどうかで分かれると思います。

上海の美しい夜景をガラス越しではなく、広く撮影したい方にはおすすめできる展望台です。