ホイアンで1泊するにあたりホテルを選択する際に、最初に考えたことは「夜のランタン」の雰囲気を楽しみながらナイトマーケットもある立地条件のホテルでした。

そして、画像などを見て、ホテルの雰囲気も良く選択したホテルが、トゥボン川沿いにある「ロングライフリバーサイドホテル」でした。
橋を渡れば徒歩2分で旧市街にも行ける、最高の立地条件でもありました。

場所・アクセス

ホテルの正面玄関を一歩踏み出すと、そこにはホイアン特有の活気とエネルギーに満ちた街並みが広がっています。

このホテルが位置するのは、旧市街の真向かいに浮かぶアンホイ島。周囲には多彩なレストランやカフェ、そして夜の街を彩るナイトクラブが軒を連ね、観光の拠点には困りません。

特に夜の美しさは格別です。ホテルを出てすぐ目の前の川を見渡せば、ランタンの柔らかな光が水面に揺れる、幻想的な夜景が広がります。すぐ近くの小さな橋を渡れば、そこはもう世界遺産の旧市街。古都ならではの情緒あふれる魅力を、心ゆくまで満喫できるでしょう。

日中は多くの観光客で賑わうエリアですが、ここに宿泊するからこその大きな特権があります。それは、人影がまばらな早朝に、静寂に包まれた旧市街を独り占めするように散歩できることです。

まさに、ホイアンの街を24時間まるごと楽しむためにあるような、最高のロケーションを誇る一軒です。

予約時にあったちょっとしたトラブル

実はホテルに到着した際に私の予約ができていないことがわかりました。
Google Mapで表示された見慣れない予約サイトがかなり安かったので、そのサイトのフォームで予約したのですが、届いたメールをスタッフに見せると、「このサイトとは契約していない」と言われました。

そのサイトではクレジット決済はしていなかったので良かったですが、やはりエクスペディアやTrip.comなどのサイトで予約するべきでした。いい教訓となりました。

改めて、今晩宿泊することが可能か確認すると空き室があり、宿泊することができました。年末の日曜日だったのですが、無事宿泊でき安心しました。

スタッフのやり取りに間にウェルカムドリンクも頂きました。

ホイアンの伝統的な古民家を彷彿とさせる雰囲気の内装

ホテルはこじんまりした大きさですが、中に入るとホイアンの伝統的な古民家(ヘリテージハウス)をモチーフにしたブティックホテルとして設計されており、その佇まいは非常に魅力的です。

フロントはそれほど広くなく、2つのミニデスクが並ぶアットホームな空間でチェックインを済ませました。

案内されたのは、1階の突き当たりにあるお部屋。途中、中庭のプールに架かる小さな橋を渡るのですが、このロケーションがとてもフォトジェニックで良い雰囲気なんです。ただ、建物の中庭にある非常に小さなプールなので、プライベート感という点では少し人目が気になってしまうかな、というのが正直な感想です。

豪華な木工細工が施された居心地の良い部屋

宿泊した部屋は1泊7,007円でしたが、部屋の雰囲気は非常によく、広々とした空間が広がっていました。

ゆっくりくつろげるリビングスペース。

ちょっとした作業に使えるデスクも2つ並んでいるところが珍しいです。

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外に出られる裏口がありましたが、鍵がかかっていて出ることはできませんでした。

ホテル全体としては、歴史を感じさせる少し年季の入った設備が目立ちます。しかし、お部屋のバスルームにある浴槽は驚くほど広々としていて、なんとバブルバス(ジャグジー)機能まで付いていました。旅の疲れを癒やすには嬉しいポイントです。

ただ、設備の古さゆえに、細かな汚れやメンテナンスの跡が気になってしまう方もいるかもしれません。

同じエリアにトイレとシャワー、洗面所があります。最低限のアメニティもそろっていました。

ローカルホテルならではのトラブルも…

また、ローカルホテル特有の「洗練されていない部分」に直面することもありました。

夜、一日の疲れを癒やそうとお風呂の準備を始めたのですが、待てど暮らせどお湯が出ません。トラブルかと思いフロントへ向かいましたが、そこには誰の姿もありませんでした。何度か足を運び、ようやく出会えた若いスタッフにお湯が出ない旨を伝えると、部屋番号を聞かれ「対応する」といった返事。

部屋でスタッフが来るのを待っていたのですが、結局誰も訪ねてくることはありませんでした。「やはり難しいかな……」と諦めかけたその時、ふと蛇口をひねってみると、何事もなかったかのように温かいお湯が。

外資系の高級ホテルのような、きめ細やかでスマートな対応は期待できませんが、リーズナブルな価格で宿泊している分、許容しなければならないと思いました。

朝の川辺を眺めながら。バルコニーで楽しむベトナムの朝食タイム

朝食会場は入口付近の2階にありました。
朝食会場はこじんまりとしており、メニューの種類が特別豊富というわけではありません。しかし、ラインナップの多くがベトナム料理中心だったのは、私にとって嬉しいポイントでした。

せっかくベトナムを旅しているのなら、やはり現地の味を存分に楽しみたいもの。豪華な多国籍ビュッフェも良いですが、その土地ならではの料理を朝から味わえる構成は、ローカルホテルならではの魅力だと感じました。

またバルコニー席もあり、ランタンで輝いていた川の朝ののどかな雰囲気が楽しめます。

ホイアン旧市街を遊び尽くす最高の拠点となるホテル

多少の設備トラブルやローカル特有の「ゆるさ」はありましたが、私にとっては非常に居心地の良い滞在となりました。

何より、このホテルの立地の良さは抜群です。一歩外へ出れば目の前には川が広がり、すぐ近くのナイトマーケットでは屋台のフードやドリンクを気軽に楽しめます。周辺には飲食店や土産物店、コンビニまで揃っており、利便性は申し分ありません。

こうした屋台でローカルフードをたくさん買い込み、お部屋に持ち帰ってゆっくりと味わう。そんな気取らない過ごし方ができるのも、この立地ならではの贅沢なポイントです。

朝は人波が押し寄せる前に旧市街を巡り、ショップが開き始めたらチェックアウトの時間までお土産選びを心ゆくまで楽しむ——。そんな「ホイアン旧市街の24時間の移り変わり」を、これほど間近で、余すことなく味わえる場所は他にないでしょう。

至れり尽くせりの高級ホテルも素敵ですが、現地の空気に溶け込み、不便ささえも旅の思い出として楽しめる。そんな方には、ぜひ一度泊まってみてほしい一軒です。

私自身、またホイアンを訪れる機会があれば、迷わずここを再訪したいと思っています。