上海料理で有名な一つが「カニみそ麺」です。
特に、この「裕興記」は蘇州麺(蘇式湯麺)の老舗で、多くの観光ガイドやYoutubeで紹介されている人気有名店です。
ちょうど南京東路駅から歩行者天国の道路を外灘方面に歩いた途中で交差した道に外灘店がありました。
外灘の有名な夜景を見に行く前後に訪問しやすい立地ですので、観光ついでに立ち寄りやすいお店です。

場所・アクセス

GoogleMapには掲載されていないため、地図上では住所から紹介いたします。

最寄りは地下鉄2号線・10号線の「南京東路」駅です。今回は駅を出てから南京東路の歩行者天国を外灘方面へまっすぐ歩き、途中で曲がって少し進んだところで店に到着しました。実際にかかった時間は10分強です。

店の入口には看板が出ているため、近づけばすぐに分かります。地図を見ながら歩いても迷うような場所ではありませんでした。

南京路歩行街の散策からそのまま立ち寄れ、食事のあとは外灘の河岸まで歩いて夕景を見る、という動線が組めます。夜景を見てからの遅めの夕食にも使えるかもしれませんが、営業時間は直接確認した方が良いと思います。外灘からも歩いて遠くありませんので。

お店の特徴・雰囲気

店に入ってまず感じたのは、清潔感のある食堂のような雰囲気でした。高級店のような構えではなく、一人でも入りやすい見た目です。入口から入るとカウンターがあり、先に注文するスタイルでした。

注文はもちろん「蟹黄面」です。通常は138元なのですが、クーポン対応の118元で購入できました。よくわかりませんが、アリペイだったからでしょうか。。。

蘇州麺の店は、麺・スープ・澆頭(しょうとう=トッピング)を別々に組み合わせて一杯を作るのが基本です。スープは白湯(澄んだ塩味)と紅湯(醤油ベース)の2種類があり、澆頭は20種類以上。裕興記はそのなかでも、上海蟹を使った麺を看板にしています。

客層は、観光客に知られた店でありながら、地元の人のほうが多いように見えました。観光客ばかりが集まる店という雰囲気ではなく、日常の夕食として使われている印象です。

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注文したメニュー

蟹黄麺118元(約2,500円)

今回注文したのは、もちろん蟹黄麺一杯です。一部では店員が混ぜてくれるようなことも聞きましたが、自分で混ぜました。

一口目に感じたのは、蟹の味を生かすことに徒している味付けです。麺は細めで、蟹の旨みをしっかり拾います。濃いソースで味を作るのではなく、蟹そのものの香りで食べさせる一杯でした。

ただ、量が多いため途中で味に飽きてくるのも正直なところです。この店では麺と一緒に小さなスープや漬物が出てくるので、それらを間に挑むと最後まで食べやすくなりました。マスカットのような果物も添えられていました。

もう一度同じ一杯を頼むかというと、一度味わったので次は別の麺を試してみたいというのが正直な感想です。上海には蟹みその麺を出す店が他にもあるので、それらとの違いを比べてみたいという興味のほうが先に立ちました。

噂では裕興記には季節ごとの看板メニューがあるそうですので、別の季節に来ると楽しめる麺も変わってくるのかもしれません。グループだったら、蟹黄麺以外も注文できるメニューがいろいろありますので、また来てみたいとも感じました。

外灘観光の合間に立ち寄れる名店としておススメ

裕興記 外灘店は、上海で蟹みその麺を食べるならまず名前が挙がる定番のお店です。味付けは蟹の風味を中心に置いたもので、麺に絡む蟹の香りをゆっくり味わうことができました。途

何よりこの店の価値は立地にあります。南京東路の歩行者天国から数分、外灘からも歩いて行ける距離なので、観光の合間に無理なく組み込めます。平日の夜なら行列に並ばずに入れる可能性も高く、一人でも入りやすい雰囲気でした。

一方で、蟹の麺は一杯で100元台と、現地の麺としてはかなりの価格帯です。同じような麺を扱っているお店は、ショッピングモールや歩いていても色々見つけることができますので、混んでいたら別の店でチャレンジするのもありかもしれません。
こってりした味を期待する方には物足りない可能性もあるので、「上海蟹の香りを麺で味わう体験にお金を使う」と割り切って訪れるのがちょうどよいと思います。有名店であることや立地からも、観光のついでに寄ってみる価値は、十分にある店でした。