Aloft Singapore Novena は、マリオット系列のライフスタイルブランド「Aloft」のホテルで、4つ星クラスの785室を持つ大型ホテルです。
もとは「ラマダ」と「デイズ ホテル」という別々のホテルだった2つの建物を改装して一つにしたため、中山公園(Zhongshan Park)をはさんで東棟と西棟に分かれています。名前に「ノヴェナ」と入っていますが、所在地は隣のバレスティア(Balestier)地区です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ホテル名 | Aloft Singapore Novena(アロフト・シンガポール・ノヴェナ) |
| 住所(東棟) | 1 Jalan Rajah, Singapore 329133 |
| 住所(西棟) | 16 Ah Hood Road, Singapore 329982 |
| 客室数 | 785室(東棟401室・西棟384室) |
| 部屋タイプ | ブリージールーム 約18㎡(東棟)/アーバンルーム 約23㎡・1ベッドルームスイート 約46㎡(西棟) |
| 最寄り駅 | Novena MRT駅(約800m。無料シャトルあり) |
※上記は2026年10月時点の情報です。営業時間・料金・定休日は変更される場合があるため、お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。
🔗 公式サイト:https://www.marriott.com/ja/hotels/sinnv-aloft-singapore-novena/overview/
場所・アクセス
ホテルがあるバレスティア地区は、戦前の店舗が並ぶ通りや古い市場、寺院、地元の食堂が残る、生活感のある街です。マリーナベイやオーチャードのような観光の中心とは雰囲気が異なります。ホテルのすぐそばには中山公園があり、東棟と西棟はこの公園をはさんで向かい合っています。
最寄りのMRT駅は Novena 駅で、ホテルからは800m強あります。ノヴェナ駅から主要な観光スポットへは10分程度なので、立地そのものは心配しなくても大丈夫でした。駅まで歩く以外には、無料シャトルや近くの路線バスを使うことになります。
駅まで歩けない距離ではありませんが、私は市内へ向かう時はシャトルバス、ホテルに戻る時は路線バスを使いました。シンガポールは路線バスの本数が多く、路線も豊富なので、バスで動けるのも便利でした。
ひとつだけ選ぶなら、無料シャトルバスです。駅まで800m強という距離を、30分おきのシャトルが埋めてくれます。
宿泊レポート
到着——バス停から見えた看板の棟へ

バスでホテルに向かいました。ホテルが東棟と西棟に分かれていることは、事前に知りませんでした。最寄りのバス停から看板が見えた、中山公園の東側の棟に、そのまま向かいました。
高さのあるビルですが横幅は狭く、施設の少ないホテルなのかと最初は思いました。実際に施設が多いのは西棟でした。
チェックイン——15時過ぎでも比較的スムーズ、ただし棟の説明はなし

東棟のロビーでチェックインしました。ちょうど15時を過ぎた時間帯でやや混雑していましたが、手続きは比較的スムーズに完了しました。これは、チェックイン時に説明される内容が少ないためかもしれません。
ただし、西棟の存在や、プール、スカイラウンジ(ドリンクサービスあり)が西棟にあることについては、チェックイン時の案内がありませんでした。 マリオット系列のホテルでは、チェックインの際に館内施設について説明を受けることが多いため、少し意外に感じました。
その後、エレベーターの案内表示を見てもプールの記載が見当たらず、不思議に思ってフロントに確認したところ、初めて西棟の存在を知りました。もし確認していなければ、これらの施設があることに気付かないまま滞在を終えていたかもしれません。
また、フロントスタッフの対応もやや事務的で、あまり親しみやすい印象は受けませんでした。館内の構造が分かりにくいホテルだからこそ、チェックイン時に主要施設の場所を案内する必要はあるのではないかと疑問に感じました。
客室——プラチナ会員のアップグレードは高層階のみ

ホテル自体は普通に清潔感があり、きれいでした。
プラチナ会員のアップグレードは、東棟では高層階の部屋に限られていました。西棟でチェックインしていたら、もっとアップグレードしてもらえた可能性があることも、あとで知りました。

小さいですが、デスクがあることはパソコン作業を行う私にとってはありがたいです。安いホテルはマリオットでも出少ない場合がありますので。

部屋自体は広くないため、ベッドの横に小さな台があり、電子ケトルや水のガラスボトル、小さな冷蔵庫(中は空)があります。


シャワーや洗面台・トイレは狭いスペースです。
こう考えると物価高のシンガポールのホテルの費用対効果は非常に低いと感じざるを得ません。同じ価格で他の東南アジアでしたら、5つ星くらいの高級ホテルに宿泊できますからね。
スカイラウンジ——屋上テラスに並ぶテーブルと飲み物

恐らくエリート会員のみの使用だと思いますが、スカイラウンジは西棟にあり、利用しました。
スタッフが常駐しているわけではなく、屋上テラスにテーブルが並んでいて、数種類のジュースやソフトドリンク、コーヒーが飲めます。

屋外なので、パソコンを広げてゆっくり作業するには向きません。それでも、アロフトにこうした場所があるのはありがたいと感じました。外の景色を撮影することもできます。

朝食——東棟1階、フロント奥の一般的なバイキング
朝食会場は東棟の1階、フロントの奥にありました。西棟にも朝食会場はあるようです。

広い会場ではなかったですが、さすがはマリオット、朝食バイキングのメニューは豊富でした。

中山公園と2棟のあいだ——連絡通路のない約3分
西棟へは、中山公園をはさんで歩いて3分ほどです。連絡通路のようなものはないので、東棟に泊まると、プールに気軽に行くことはできません。

西棟に直結するショッピングモールは小さなモールですが、飲食店や小さなフードコートもあり、ないよりはずっと便利だと思いました。中山公園は、散歩しながら写真を撮ってもよさそうです。
まとめ
私が宿泊した体験で言うと、立地やサービス、ホテルの利便性なども考慮すると、非常に費用対効果の低いホテルのように感じました。
アロフトに泊まるなら、もう少し追加費用が発生しても次の日に泊まった「シェラトンタワーズ」の方が駅も近く、エリート会員向けのラウンジもあり、近くにホーカーもあります。
ただAloft Singapore Novena は、比較的新しいホテルで安く、清潔で、シャトルバスで駅に出られるマリオット系のホテルです。一方で、設備の多くが西棟に集まっているため、東棟に泊まるとプールやラウンジを使いにくくなります。
予約するときは、泊まる棟と、プールを使うか、駅へはバスで動くかを確認しておくのがよさそうです。マリオットにこだわりたい人にとっては、納得して選べば満足できるホテルだと思います。