普段あまり行くことが無い南船場の堺筋を歩いている時に、たまたま見つけたのが、この「牛一嘴蘭州牛肉拉麺屋」でした。
後で調べると、「牛一嘴蘭州牛肉拉麺屋」は、中国・西安市を拠点に世界展開する蘭州ラーメンの専門店のようです。蘭州ラーメンとは、中国の蘭州市が発祥の牛肉を使い、牛骨をベースにした澄んだ塩味のスープ(清湯)にスパイスと自家製ラー油の風味を利かした伝統的な麺料理のようです。
場所・アクセス

「牛一嘴蘭州牛肉拉麺屋」は、大阪メトロ堺筋線「長堀橋駅」の2-B出口からわずか徒歩1分という、非常に便利な場所に位置しています。
堺筋に面しており、大きな看板が目印になるため、迷うことはないと思います。
心斎橋や本町からも徒歩圏内なので、ショッピングや仕事の合間にも立ち寄りやすいのが魅力です。
注文方法・店内の様子

店内に入るとディスプレイが置かれていて、そこで注文と支払いを済ませます。

店内は奥に広く、約80席が用意されているそうです。
カウンター席からは、店員の調理の様子が見られます。

注文したメニュー
満腹ラーメンセット(1,500円)
私が注文したメニューは「満腹ラーメンセット」でした。
定番のラーメンにチャイニーズバーガー(小?)と一品、ドリンクがついたお得なメニューでした。
一品は好きなメニューを選べました。「昆布酸辣和え」が食べたかったのですが、「じゃがいもの千切和え」の方が珍しそうだったので、そちらを選択。ドリンクはせっかくなので、「自家製梅ジュース」を選択しました。

蘭州牛肉拉麺

非常に透き通ったスープとのどごしの良さそうな麺が特徴的でした。
スープは日本のラーメンに慣れていると、まず薄く感じると思います。それでも牛骨のコクが感じられ、食べやすい印象です。予想以上に味が薄いので、物足りなく感じる人もいるかもしれません。

のっているラー油を混ぜると少し味が深まりますが、やはり辛味が中心でコクが生まれる訳ではありません。
しかし、複雑で奥深い味わいを生み出しているので、たまにはこういった味の料理も良いと思います。

麺はツルツルで非常に食べやすいです。
あまり日本のラーメンにはない麺だと思うので、一度是非試してみて下さい。
チャイニーズバーガー
セットで付いていた一品の一つが、この「チャイニーズバーガー」。
実は単品で注文しようと思っていた一品だったので、セットだと有難かったです。

ただ中身の具は少なかったです。。。
恐らく、写真を見ているとサイズが小さかったのだと思います。通常価格で売っているものは、もっと大きかったと思います。

具が少なく、サイズも小さかったので、あまり肉の味を感じられませんでした。
次回は通常のメニューで食べてみたいです。
じゃがいもの千切和え

結構酸味が強い一品でした。
以前、マカオで同じようなものを食べたことがあったのですが、そちらは塩味で香ばしかったのですが、ちょっとイメージと違いました。
前菜の一種なんでしょうね。食べやすいですが、酸味のあるジャガイモの和え物は今まで感じたことの無い味わいを経験できると思います。
好き嫌いが分かれそうです。
自家製梅ジュース

こちらも普段飲んだこともない「梅ジュース」。
意外とさっぱりしていて、飲みやすかったです。ジュースというほど濃厚でもないので、すっきり飲めるドリンクでした。
中国本場の味をそのまま提供する姿勢が好印象なお店
全体的に味わってみて、変に日本の味に合わせることなく、本場の味わいをそのまま提供しているのでは…と感じる料理の数々でした。
その味に馴染めるか否かは、その人次第かもしれませんが、私は現場の味を色々感じてみたいと感じてアジア料理の店を巡っています。
全体的に非常に美味しい…と印象に残る味ではありませんでしたが、他の料理も味わってみたいと思えるお店でした。
他にも色々メニューもありました。
今後、人気が出たら店も増えてくる可能性もありますので、今後の展開が楽しみです。