BONTEMPS尼崎支店は、韓国の伝統菓子「クァベギ」を現代風にアレンジしたドーナツと、彩り豊かなフォトジェニックドリンクが楽しめるカフェです。
外はふんわり、中はもちっとした独特の食感とビジュアルで、SNSでも話題沸騰中。
兵庫県初出店で、韓国カフェ好きや甘党が注目するお店です。
場所・アクセス
店舗は尼崎市東園田町に位置します。阪急「園田駅」からは約700mで徒歩約8~10分で到着します。
正直、「どうしてこんな場所に…」というところではありますが、意外と駅からは徒歩圏内です。
しかし、周りは特に何かあるわけでもありません。実際、オープンしてそれほど期間が経っていませんが、どれほどの人気かも含めて確認してきました。
テイクアウトの注文で賑わう店内

私がお店に着いたのは、日曜日の午後11時頃、開店して1時間後くらいの時間帯です。
車で行きましたが、特に駐車場も見当たらず、近くの車がさほど通らない道に路駐しました。

外に人はいませんでしたが、中に入ると意外と人がいて、注文後の商品の受け取り町のお客さんと注文で並ぶお客さんがいました。グループで言うと5組くらいだったと思います。
当店はテイクアウト専門店が基本のようです。
店内に飲食スペースとして小さなテーブルが3つ設けられていますが、ここは「食べるためだけの場所」という印象です。店内はあまり広くなく、カフェのようにゆったりとくつろげる雰囲気ではありませんので、長居はせずにサッと食事を済ませるのが良さそうです。
ショーケースには充実した種類のドーナツが並ぶ

入店するとすぐにショーケースがあり、結構な種類のドーナツが並びます。
韓国の伝統菓子「クァベギ」というのは「ねじる」という意味があって、小麦粉やもち米粉の生地を細長く伸ばし、それをねじって(ツイストさせて)油で揚げたドーナツのようです。
色鮮やかな見た目もあり、色々食べたくなりました。
しかし、値段も結構するので、今回はドーナツを2つとコーヒーを注文しました。

ショーケースを眺めて、そのままレジがあり、そこで注文します。
テイクアウトなので、番号付きのレシートをもらい、準備ができたら番号を呼ばれます。
注文した商品
ドバイチョコ(680円)

ドーナツは1つのケースに入れてくれるので、便利です。
ドーナツは確かに中が少しもちっとしていて、外もそれほど硬くなくバランスが取れた食べやすさでした。
ドーナツとパンを合わせたような食感でしょうか…。

ドバイチョコというのは期間限定品かもしれません。
チョコはザクザクとした食感で高級感のあるチョコフレークのようで、あっさりした味です。それにピスタチオのクリームが乗っていました。
ドーナツと一緒に食べるとチョコ自体が外れるので、先にチョコをかじって、ドーナツをかじるみたいな工夫が必要でした。
ソルティッドキャラメル(520円)

結構、キャラメルがべっとりしていて、ケースや手に付いてしまいます。
味はしょっぱい塩とキャラメルの甘さがマッチして、それがドーナツによく合いました。
上にチョコなどが乗ったタイプより食べやすいです。
安定した美味しさだったと思います。

ボンタンコーヒー(650円)

ボンタンコーヒーは、簡単に言うと「クリームがたっぷり乗った甘いコーヒー」で、お店のシグネチャーメニューの一つのようです。
甘いコーヒーといっても、そんなことはありませんでした。
しっかりしたコーヒーの味の割に苦みや酸味のバランスもよく、どちらかに偏らない、ミルクに合った美味しいコーヒーです。
ミルクのところをよくかき混ぜると、その甘味が増したように思います。
ドーナツメインのお店ですが、コーヒーの質も高いことが感じられました。
近くを通る方は、家へのお土産に最適
私が購入した後もお客さんはそこそこ来ていました。
オープンしたばかりというのもありますが、地元の方が自転車で来られるケースが多かったように思います。
全体的にはやはり少し割高感はありました。昨今の円安なども考えると韓国発のお店ですし、致し方ない部分もあると思います。ドーナツ自体に高級感をあまり感じられないので、ケーキなどと同じような価格となるとなかなかの厳しさも感じます。
これから人気が保たれるのかわかりませんが、珍しいドーナツに美味しいコーヒーがあるので、たまに利用するのは有りかと思いました。ただ飲食スペースがほとんどないのは勿体ないですね。
私にとっては家からそれほど遠くないので、友人が来た時など、また提供用などにも利用してみたいと思っています。
是非お近くに来た際は利用してみて下さい。