富士山を後にして、熱海温泉の旅館に着いたのは、おおよそ17時30分くらいでした。
我々が宿泊した旅館は、『秀花園 湯の花膳』というところでした。
私がいつも宿泊する施設を選択する時は、その旅館特有の「何か」がある場所が多いです。この旅館には、熱海の夜景を一望できる露天風呂があり、旅館のHPなどを見ていると非常にいい雰囲気だったことが決め手となりました。
その最も夜景を綺麗に見られる「月下美人」という展望露天風呂は、男性が20時までしか入浴できないことがわかっていたので、夕食前に入らなければなりません。
そのために夕食前には旅館に到着しないといけないスケジュールだったのですが、ちょうどいい時間に到着することが出来ました。
部屋に入ると海側の窓が非常に大きく、綺麗な夜景が一望できました。
旅館の部屋の雰囲気がいいと、なかなか旅行のテンションもあがりますね。
ただ、旅館の仲居さんいわく、昔はもっと綺麗だったそうです。
確かに明かりはポツポツとして特徴の無い夜景でしたが、それでも海を囲むライトアップはなかなか見ごたえがありました。
早速、到着と同時に浴衣に着替えて、露天風呂に直行しました。
楽しみだった露天風呂からの夜景も十分楽しめました。
こういった展望露天風呂は大抵、浴槽に入ると柵で外の景色が見れないもので興ざめするのですが、この旅館の展望露天風呂は半身浴くらいだと十分な夜景を楽しむことができます。
露天風呂を終え、長かったドライブの疲れも癒されると、もう一つの楽しみである食事になります。
今回の当旅館の夕食の主食は、「鮑」と「鯛のコラーゲン鍋」でした。
それ以外にも前菜や何やら、いろいろ多種の料理が出てきましたが、どれも大変美味しく頂けました。
ちなみに、よく考えると「鮑」の踊り焼きや初めて食べるような気がしますが、焼かれている時の鮑の動きがやけにリアルでした(笑)
食事の後は、一応旅館の外の海辺を散歩しましたが、特に何もありませんでした(笑)
旅館に戻って、20時以降入浴できる男湯に入り、後はのんびりさせてもらいました。
次の日の朝は早くから起き、朝風呂→朝食でチェックアウトしました。
朝に旅館の部屋から写した外の景色もきれいな雰囲気でした。
行く前は「熱海温泉はかなり廃れている」という評判がありましたが、まあまあいい雰囲気で私は気に入りました。
熱海にはたまに花火大会がありますが、この旅館の部屋からは非常にきれいに見れるそうです。
そんな時にまた泊まってみたいと思わせてくれる旅館でしたし、サービスも満足しました。
チェックアウト後は、熱海の駅前に行ってお土産を購入し、箱根温泉に向かいました。
非常に忙しい旅行だったので、熱海の街をゆっくり歩く時間は無かったので、また夏にでも行ってみたいと思える場所でした。
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