2025年1月にバンコクに新たな観光スポットが誕生しました。
シーコン・バンケー・ショッピングモールの地下1階に位置する「Space & Time Cube+」は、中国・上海発の最先端メタバース博物館で、タイ初上陸の話題施設です。

この施設は、テクノロジーとアートが見事に融合した没入型体験館として、想像を超える視覚感覚の饗宴を来場者に提供します。特別なメガネを必要とせず、720度のCAVE技術と3Dホログラムを駆使した革新的な展示が魅力です。
私がこの施設を知ったのは、Instagramがきっかけでした。様々なエリアでその世界に没入している人々の様子を動画視聴した際に純粋に「行ってみたい。」と思いました。
場所・アクセス
場所は、MRTパーシーチャルーン(Phasi Charoen)駅に直結したショッピングモール「シーコン・バンケ―」の地下一階にあります。
バンコクの中心地からは、だいぶ西よりになりますが、インスタ映えで有名な仏塔でおなじみとなった「ワット・パクナーム」の最寄りMRT駅から西へ3駅です。「ワット・パクナーム」観光のついでに行くことも可能です。
チケットの種別が多種あります
チケットは、事前にKlookで購入していました。
Klook.com
購入の際に悩んだのが、入場チケットの他に「リールシネマ」や「VR体験ホール」といったオプションがあったこと。
VRは不要だったのですが、「リールシネマ」というものがわかりません。私が体験したかったのは360度映像空間となったスペースだったのですが、それが何かわかりませんでした。よって、「リールシネマ」付のチケットを購入しました。
実際に体験してわかったことですが、「リールシネマ」とはライド型の180度映像を用いた4Dの短編動画(5分弱)でした。様々な施設でもあるようなものですので、これは不要だと思います。

ちなみに「リールシネマ」に興味がある方は、時間によって映像が違いますので、入口横の同シネマスペースで動画のスケジュールを事前に確認しておいて下さい。
20以上あるエリアで楽しめる様々な没入空間
案内では20以上ある様々な体感スペースがあるとのことでした。
入場と同時に掲示されたマップがありますので、撮影しておいた方が後で便利だと思います。

インスタ映え確実のフォトジェニックスポット
様々なエリアでは最先端技術により、宇宙空間、海底世界、未来都市などを実際にその場にいるかのような感覚で体験できます。各エリアには楽しみ方を説明した掲示物があり、そこでの撮影の仕方が画像付きで紹介されています。

放つ光が変化するゾーンなどは外から見ていても見応えがありました。

楽しい写真も撮影できる没入型アート体験
入場して最初にあるエリアは、没入型の写真スペースです。
実際に建物から落ちそうになっている写真などが撮影できます。

写真をゆっくり撮影したい場合、人混みが気になるところです。
私が訪れたのは日曜日の正午前でしたが、それほど混んでいなかったので2組ほど待てば撮影はできる状況にありました。
但し、レビューなどを見ていると土日は結構混むこともあるようですので、ゆっくり撮影したいなら平日に訪れる方が良いかもしれません。

家族全員で楽しめる多彩なアクティビティ
施設の中にはゲーム感覚で楽しめるエリアもあります。
それほど難しくないですので、気軽にお子さんでも楽しめるところが良い点でした。

目玉は「720度CAVE(ケイブ)技術」を用いた映像空間
私が最も楽しみだったのは「720度CAVE(ケイブ)技術」を用いた映像空間です。
720度CAVE(ケイブ)技術とは、「水平360度+上下360度」の計720度、すなわち左右だけでなく床面と天井にも映像を投影し、全方位を立体的に覆い尽くす技術のようです。

同エリアはゆっくり楽しむことができます。
10分ほどいましたが、ずっと映像が変わっていて様々な空間を体感することができます。

よく動画であがっているのは、光の空間を押したりする姿勢をとる動画です。是非、撮影にチャレンジして下さい。

別のエリアでは万華鏡のように人物が広がる動画を撮影することもできました。

家族やグループで楽しめるアクティビティとしておススメ
今までこのような没入型のアトラクションが楽しめる場所には訪れたことがありましたが、その中でもこの「Space & Time Cube+」は非常に見応えのあるエリアが多かったです。
その最先端の技術を用いた没入空間は、大人でも子供でも楽しめる点も強く挙げられます。
ショッピングモールもそこそこ大きく、フードコートも含め、食事するにも良い場所だと思います。
「ワット・パクナーム」の観光ついでに是非楽しんでみて下さい。
ちょうど、寺院巡りの中休みもなると思います。