近年、日本でも大きな注目を集めているベトナム中部のリゾート地・ダナン。以前からずっと気になっていた場所でしたが、この年末年始を利用して、初めてのダナン旅行が実現しました。
以前、ホーチミンを訪れたことがありましたが、その時は弾丸旅行でバタバタと過ぎてしまい、ゆっくり過ごすことができませんでした。今回はそのリベンジも兼ねて、約1週間という余裕のある日程で、現地の食事や観光を存分に満喫することにしました。
これから具体的な旅行記を綴っていく前に、まずは実際にダナンを歩いてみて感じた「良かったところ」と「正直少し残念だったところ」を、リアルな感想としてまとめてみたいと思います。
ダナンのここが良かった!充実の観光とコスパ
①「リゾート」だけでない、充実した魅力的な観光地の数々
ダナンといえば「海」のイメージが強いですが、実際に訪れてみると周辺観光のバリエーションが非常に豊富で、数日間の滞在では足りないほど魅力的なスポットが多かったです。
高台の広大なテーマパーク「バーナーヒルズ」

巨大な「神の手」が黄金の橋を支える光景で一躍有名になったバーナーヒルズは、標高約1,500メートルの高台に位置する、世界でも珍しい天空のテーマパークです。世界最長級のロープウェイで雲を抜けていく体験や、中世フランスを再現した街並みは、ベトナムにいることを忘れてしまうほどの別世界でした。
予想以上に広大で神秘的だった「五行山」

山全体が大理石でできており、洞窟寺院が神秘的な雰囲気を醸し出す五行山(マーブルマウンテン)は見応え十分。
必須の世界遺産の街「ホイアン」

さらに、車で40分ほど走れば、ランタンが幻想的に街を彩る世界遺産の古都ホイアンにも足を延ばせます。ホイアンは到着した瞬間にその独特な世界観に引き込まれ、今までに味わったことのないような高揚感を覚えました。
昔のお祭りの屋台を思い出すような、それでいて幻想的な夜の空間。リバーサイドで1泊することをおススメします。
また今回は時間が足りず断念しましたが、上記以外でも少し離れた場所には遺跡などもあり、海以外でも十分に楽しめる都市だと実感しました。
②食事や買い物が充実した市街地

ハン川を挟んで東側がビーチエリア、西側が市街地エリアとはっきり分かれているのがダナンの特徴です。西側の市街地には、ベトナムらしい活気あふれる飲食店やお洒落なカフェ、可愛い雑貨ショップが密集しています。路地裏を少し歩くだけで、絶品のローカルフードが味わえる食堂からモダンなカフェまで次々と現れるので、街歩きが好きな人にはたまらない魅力があります。
③圧倒的な物価の安さで一人旅にも最適

一人旅として計画を立てる中で、改めて驚かされたのがコストパフォーマンスの高さです。全体的に物価が安く、清潔で快適なホテルが1泊3,000円程度で見つかることも珍しくありません。日本なら数万円するようなオーシャンビューの広々としたラグジュアリーホテルでも、1万円台から宿泊可能。「予算を抑えつつ、贅沢なリゾート気分を味わいたい」という方にとって、ダナンはこれ以上ない最高の選択肢だと言えます。
ここがリゾート地として少し残念だったところ
①ビーチエリアは意外と見どころ無し?ほぼホテルとレストランのみ…

ビーチ沿いのメインストリートは開放感があって素晴らしいのですが、立ち並んでいるのは大型ホテルと海鮮レストラン、あとは小さなミニショップが中心です。お洒落なビーチクラブもいくつかありますが、それ以外の選択肢が意外と少ないのが現状です。
賑やかなショップやモールが並ぶ市街地へ行くには、場所にもよりますが2kmほどの距離があります。私は普段から歩くのが好きなのですが、今回はかなりの頻度でGrab(配車アプリ)のバイクを利用しました。グループ旅行ならGrabタクシーが便利ですが、徒歩圏内ですべてを完結させられない不便さは少し感じました。
②未整備な歩道と道路横断の難しさ

ビーチ沿いの大通りは非常に道幅が広く、ホテルからビーチへ行くにはここを渡る必要があります。しかし、信号のない横断歩道が多く、ひっきりなしに行き交う車やバイクの間を縫って渡るのは、慣れていないとかなり勇気がいります。
また、歩道自体の整備も万全ではありません。例えばドラゴンブリッジのファイヤーショーの帰りのような人混みの中では、足元に十分な注意が必要です。歩道に穴(タイル状の通りが壊れているなど)が開いている箇所もあり、暗がりで足を取られると捻挫などの怪我をしかねない危うさがありました。
子供連れや高齢な方などは特に注意が必要だと感じます。
③雨季は意外と涼しい気候でビーチの活気が無かった…

今回の旅は残念ながら雨季に重なってしまいました。どんよりとした曇り空が多く、気温も涼しいため、海に入っている人はほとんどいません。何より、宿泊したいくつかのホテルのプールは水が冷たすぎて、とても泳げる状態ではありませんでした。せっかくのリゾートホテルでも、天候に恵まれないと魅力が半減してしまうため、アクティビティを重視するなら時期選びは極めて重要です。
私は年末年始を過ごすことが目的でしたので特に問題は無かったのですが、プールはもっと満喫したかったです。あまりにどこのホテルも水が冷たくて、気候が涼しいので入る気になりませんでした。
ダナンを楽しむなら「シーズン」選びが鍵!
初めてのダナン旅行を終えて感じたのは、ダナンは街歩きも海も同時に楽しめる非常にポテンシャルの高い場所だということです。ただ、リゾートとして100%満喫するなら、やはりベストシーズン(乾季)を狙うのが鉄則だと感じました。
私はベトナム料理やベトナムコーヒーが大好きなので、格安で美味しいコーヒーをゆったり楽しめる空間には大変満足できました。だからこそ、これで青い海と空が揃っていたら、さらに最高の体験になっていたはずです。
ぜひ次回は、太陽が降り注ぐベストシーズンに再訪したいと思っています。
これからダナンへ行く方は、ぜひ「何を一番の目的にするか」を考えて、滞在エリアや時期をじっくり検討してみてください。
街を楽しむなら、いつ行っても楽しいと思います。海も満喫したい方は乾季がおススメです。
今回の旅行で体験したおすすめスポットや旅の詳細は、これからの記事で詳しくお伝えしていきます!