今回の香港旅行は1人旅で宿泊先は寝るだけの部屋のホテルです。
ホテルでくつろげるわけではないので、2日目は朝から夜遅くまで外出しました。
その中で朝食をどうするか、考えた時、九龍地区でも深水埗地区にはリーズナブルで有名な飲食店が点在することを知り、同地区で色々食べることにしました。
1つ目に行ったのが、「新香園」です。
このお店は、老舗の大衆飲食店でボリューム満点のサンドイッチ「蛋牛治」(ダンガウジー)や「西多士」(香港風フレンチトースト)などの軽食メニューで知られています。
場所はMTR深水埗駅から歩いて数分程度で気軽に行くことができます。
私が同店を訪れたのは9時頃でしたが、8割強の入りで人気があることがうかがえました。
メニューを確認すると、予想以上にリーズナブルな価格である印象を受けました。
尖沙咀の飲食店とかならショッピングモールとかだと、コーヒー1杯1,000円近くする店もありますからね。
私はこの店の名物(馳名と書かれているメニュー)を注文しました。
蛋牛治(牛肉ミンチと卵のサンドイッチ) (HK$ 24 : 約480円)
ふわふわの卵と味付けされた牛肉ミンチをトーストで挟んだ同店の名物の一品。
焼いたトーストで挟まれているので香ばしいです。
肉も卵も安いながらもせこくないジューシーさを感じ、食べ応えもあります。
しっかりした味でも後味にクセが無く、美味しいです。
絲滑奶茶(香港式ミルクティー) (HK : 約320円)
品名の「絲滑」は、滑らかでクリーミーな飲み口を表現する言葉だそうです。
濃厚でミルクティーで、カフェオレのような感覚の紅茶でした。
同店は、トーストだけでなく、麺類や飯類の食事メニューもありました。
全体的にリーズナブルなので、他にも気軽に注文できそうでした。
個人的には香港式フレンチトーストも食べたかったのですが、他の店にも行く予定がありましたので今回は一品のみとしました。
深水埗近くに来た時、または近くのホテルなどに宿泊されているなら行く価値はあると思います。
ちょっとした休憩に、朝食やランチにおススメです。