【タイ旅行情報】知っているつもりが…バンコクで体験した巧妙な「お金見せて」詐欺手口とその教訓

タイ
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昨日、タイのバンコクで急増している「お金見せて詐欺」についての記事を読みました。

今回は、その「お金見せて詐欺」について、私自身の経験を書いてみようと思います。
この記事を通じて、旅行者の皆さまが詐欺の手口を理解し、安全に旅を楽しむための知識を得ていただければ幸いです。

私は「お金見せて詐欺」という詐欺がバンコクでよく遭遇するという情報は以前から知っていました。
しかし、実際に遭遇すると、その場で気づくのは意外と難しいものだったというのが正直な感想です。

私自身、バンコクのショッピングモールで何度も買い物をしてきましたが、今年の3月、1度だけこの詐欺に遭遇しました。
事前知識があったにもかかわらず、最初は詐欺だと気づくことができなかった、そこがこの詐欺の巧妙な手口なのかもしれません。

私が遭遇したのは、バンコクのチャイナタウンにある「アイムチャイナタウン」というショッピングモール内のドラッグストアでのことでした。

突然、サウジアラビア出身を名乗る年配の夫婦が日本語で話しかけてきたのです。

彼らの手口は以下の通りでした:

・突然の声掛けと握手の要求
・日本への愛着を強調する長い会話
・サウジアラビアの紙幣を見せようとする行為

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最初は、自分たちが日本へ最近言ったこと、その地域のJリーグのチームを応援している…などと話してきました。
日本への愛着を話されると、私は「聞いてあげないと悪い」と思うような感覚が芽生えました。

しかし、あまりに長い彼らの話の途中で私は違和感を覚え、「お金見せて詐欺」を思い出しました。
どこで会話を区切るか考えていると、相手が自分の財布を取り出しました。
その瞬間、詐欺であるという確信に変わり、即座に「No」と言って断りました。
恐らく、自分の国の紙幣を見せた後、「日本円を見せて…」と話すつもりだったのだと思います。

はっきり断ると、夫婦は黙って、すぐ店外へ去っていきました。
そして、私は何事もなく買い物を継続することができました。

この経験から得た重要な教訓は以下の通りです:

親切そうな人でも油断は禁物:詐欺師は善良な印象を与えるよう努めます。
心理的な罠に注意:「日本が大好き」といった言葉に惑わされないよう気をつけましょう。
見知らぬ人との会話は慎重に:たとえ困っているように見える人でも、安易に会話に応じないことが大切です。
人混みでも油断しない:人が多い場所でも平気で話しかけてくるので、常に警戒心を持ちましょう。

この経験を通じて、海外旅行時の注意点を再確認することができました。
知識を持っていても実際の場面では判断が難しいことがあるため、常に警戒心を持ち、冷静に対応することが重要です。

皆様もどうか詐欺やスリなどに気を付け、海外旅行が良い思い出として残ることを願っております。

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