「川を渡ってこそ出会える、バンコクで最も美しい夕景」

バンコクの観光地はたくさんあれど、チャオプラヤ川を渡し船で渡り、目の前に巨大な仏塔がそびえ立つ瞬間の感動は格別です。写真で見るのと実物は全然違う――そう口をそろえる旅人が後を絶たないワット・アルン。バンコク三大寺院のひとつでありながら、王宮エリアとは川を隔てた対岸に立つため、「わざわざ渡る価値があるの?」と迷う方もいるかもしれません。でも安心してください。これは間違いなく渡る価値があります。


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基本データ

項目詳細
正式名称ワット・アルン・ラーチャワララーム(Wat Arun Ratchawararam)
所在地158 Thanon Wang Doem, Wat Arun, Bangkok Yai, Bangkok 10600
入場料外国人200バーツ(※小さな水のペットボトル付き)
営業時間毎日 8:00〜18:00
目安の所要時間1〜1.5時間

⚠️ 現金のみの支払いとなる場合が多いため、バーツの小銭・札を事前に準備しておきましょう。


絶対に外せない!見どころ5選

① 中央大仏塔(プラ・プラーン)を間近で見る

高さ約82メートルの中央プラーンは色とりどりの中国磁器や貝殻で装飾され、陽光を受けてきらきらと輝きます。 これは遠目で見るより、真下に立ってそのスケールを体感するのが正解。首が痛くなるくらい見上げてこそ、本物の迫力が味わえます。

② 急勾配の階段を上って絶景パノラマを楽しむ

観光客は中央プラーンの急な階段を上ることができ、チャオプラヤー川とバンコク旧市街の息を呑むようなパノラマビューを楽しめます。 階段はかなり急(ほぼ垂直に近い角度)なので、スニーカーなど歩きやすい靴は必須です。

③ 磁器モザイクの細部に注目する

寺院の中央の尖塔は100万個以上の中国磁器で飾られており、独特でカラフルな外観 を誇ります。遠くから見ると白く輝いて見えますが、近くに寄ると花や人物をかたどった緻密なモザイク細工が広がっており、何十分でも見ていられる美しさ。

④ ヤック(鬼神)とモック(猿神)の守護像

入口付近に立つ色鮮やかな巨大な守護神像は、写真スポットとしても人気。タイの寺院でよく見られるキャラクターですが、ここのものはひときわ迫力があります。記念撮影を忘れずに。

⑤ 本堂(ウボーソット)でお参りする

仏塔に目が行きがちですが、敷地内の本堂もとても重要な場所です。大仏塔の右にある本堂はラーマ2世の建立で、台座にはトンブリー王の遺灰が納められています。 静かにお参りできる荘厳な空間で、観光の喧騒から少し離れてゆっくり過ごせます。


「知るともっと面白い」小話

三島由紀夫の小説『暁の寺』はこのワット・アルンをモチーフにしており、作品の中でこの寺院の美しさが印象的に描かれています。また「暁の寺」という名前の由来は、ヒンドゥー教の夜明けの神「アルナ」にちなんでいます。寺院の名前はヒンドゥー教の神アルナに由来し、その名から夜明けの象徴とされています。朝日が昇る朝一番の光が寺院に反射し、真珠のような虹色の輝きを放ちます。 バンコクの夕暮れにこのエピソードを旅の同行者に話してみると、寺院の見え方がぐっと変わるかもしれません。


成功するための攻略・裏ワザ

空いている時間帯を狙う 真昼の暑さと混雑を避けるため、早朝か午後の遅い時間に訪れることをお勧めします。 開門直後の8時台か、17時以降の夕方がベスト。特に夕方は西日が当たる時間帯で仏塔が黄金色に輝き、写真映えも抜群です。平日のほうが週末より空いています。

ベストな撮影ポイント 実は仏塔の全景を最も美しく撮れるのは、対岸のワット・ポー側(ターティアン船着場付近)からです。川沿いの遊歩道から眺めるとチャオプラヤー川と仏塔が一緒に収まる絶景ショットが撮れます。入場前後に対岸からの写真も忘れずに。

服装の注意点 ショートパンツ、ミニスカートなどは避けるのが大切。また、タイ伝統衣装以外のノースリーブでの入場は禁止なので、羽織ものを着用しましょう。 入口でサロンを貸してもらえますが、着替えの手間を省くためにも最初から適切な服装で訪れるのがスマートです。


セットで楽しむ「周辺グルメ・寄り道」

① The Deck by Arun Residence(ザ・デッキ)

The Deck by Arun Residenceは、ホテルに併設されたタイ料理・洋食が食べられる大人気レストラン。窓側の席からはワット・アルンを望めます。また提供される料理の味は日本人の口に合うといわれており、絶景を見ながら絶品料理を堪能したい人におすすめです。ワット・アルンのライトアップを眺めながらのディナーは、バンコク旅行のハイライトになること間違いなし。予約していくと安心です。

② Sala Rattanakosin Eatery and Bar

開放感のある1階のテラス席からワット・アルンを望めます。メニューはタイ料理がメインですが、アレンジが効いているのが特徴。 ビール片手にゆっくりと川風に吹かれながら食事できる、旅行者に人気のスポットです。


アクセス・行き方

最もおすすめのルート:渡し船を使う方法

  1. BTSスカイトレイン「サパーンタクシン駅(S6)」2番出口を出てすぐのサトーン船着場から、チャオプラヤー川の水上バスに乗車。
  2. 「ターティアン船着場」で下船(ワット・ポーの目の前)。
  3. ターティアン船着場から対岸に渡る**渡し船(数バーツ〜十数バーツ)**に乗ると、ワット・アルンの船着場に直接到着。

迷いやすいポイント 水上バスの乗り場はサトーン船着場の看板を目印に。乗り越し防止のため、乗船前にスタッフに「ターティアン」と伝えてください。また、帰りも渡し船でターティアン側に戻れます。夜の19時以降は渡し船が終了するため、1900時過ぎには船がなくなるので、交通の便はバスや地下鉄、徒歩+地下鉄になります。 帰りの時間には注意しましょう。


まとめ|最後の一押し

川を渡るというひと手間が、特別な体験への扉を開いてくれます。磁器100万枚が生み出す輝き、急勾配の階段から見るバンコクのパノラマ、そして夕暮れに金色に染まる仏塔の姿――これらはすべて、実際に足を運んだ人だけが手にできる景色です。ワットポーや王宮とセットで回ることもできるので、ぜひ旅程に組み込んでみてください。きっとバンコクの思い出の中で、一番輝く1ページになるはずです。